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TASK 084

岡山市の防災情報は、いま何語で読めるのか

岡山市に住む外国人は 11,844 人(令和2年国勢調査)。うち 3,082 人、約 4 人に 1 人がベトナム国籍です。 その人たちが台風の夜に読める防災情報は、どこまで揃っているのか。 気象庁・国土交通省・岡山市の公開ページを 1 件ずつ開いて、対応言語と抜けを数えました。

出典
気象庁「多言語防災気象情報」 https://www.data.jma.go.jp/multi/index.html / 国土交通省・国土地理院「ハザードマップポータルサイト」 https://disaportal.gsi.go.jp/ / 岡山市「防災・災害支援」 https://www.city.okayama.jp/kurashi/category/1-2-0-0-0-0-0-0-0-0.html / 岡山市「令和2年国勢調査 人口等基本集計 結果の概要」 https://www.city.okayama.jp/shisei/cmsfiles/contents/0000038/38087/census_R2_summary_j.pdf
取得日
2026-09-10
公開日
2026-09-10
件数
情報項目 25 件を確認/翻訳対象 13 件を優先度つきで整理
このページは公開資料をまとめ直したものです。 対応言語や掲載内容は変わることがあります。実際に使う前に、出典元の最新の情報を確認してください。 避難するかどうかの判断はこのページではできません。岡山市が発令する避難情報と、 お住まいの場所のハザードマップに従ってください。

いちばん大きな抜け

岡山市の防災マニュアルには、日本語版と多言語版があります。この 2 つの更新が離れています。

最終更新言語警戒レベルの記載避難勧告(現在は避難指示に一本化)
詳細版 第7版令和7年9月作成日本語のみあり
多言語版 第2版平成29年4月更新英語・中国語・韓国語0 件1 件 残る

多言語版 PDF(24 ページ、ファイルの作成日は 2017-05-02)の本文を全文検索したところ、 「警戒レベル」「避難指示」「高齢者等避難」はいずれも 0 件で、 「避難勧告」が 1 件残っていました。 日本語版のほうには「警戒レベル4 避難指示」「警戒レベル3 高齢者等避難」「警戒レベル5 緊急安全確保」が 表として載っています。

「避難勧告」は、いま使われていない言い方です。内閣府「避難情報に関するガイドライン」 (令和3年5月・令和4年9月更新)の 6 ページに、災害対策基本法を改正して 「警戒レベル4の避難勧告と避難指示については『避難指示』に一本化し、これまでの避難勧告のタイミングで 避難指示を発令することとする」「警戒レベル5を『緊急安全確保』とし」と書かれています。 https://www.bousai.go.jp/oukyu/hinanjouhou/r3_hinanjouhou_guideline/pdf/hinan_guideline.pdf

つまり、日本語で読める人と英語・中国語・韓国語で読む人とで、 避難のときに使われる言葉そのものが違う状態になっています。

言語ごとに揃っているもの、揃っていないもの

同じ「岡山市の防災情報」でも、経路によって読める言語の数が違います。 数字は日本語を含まない外国語の数です。

情報の経路発信元外国語やさしい日本語ベトナム語
気象警報・注意報(岡山県)気象庁14あり
岡山市防災メール岡山市12あり
市サイトのHTML(自動翻訳)岡山市14あり
多言語動画「災害への対応について」岡山市4ありあり
防災マニュアル(多言語版)岡山市3
緊急のための多言語ガイド(119番)岡山市消防局3
WEB版ハザードマップ岡山市0
緊急速報メール(エリアメール)岡山市ほか記載なし

分かったこと

翻訳の優先順位

命に関わる順に並べました。同梱の CSV に 13 件ぶん、出典 URL と流用できる既訳つきで入れてあります。

優先翻訳するもの理由流用できる既訳
A1警戒レベル1-5と避難情報の対応表多言語版が旧制度の用語のまま気象庁対訳辞書(15言語)
A2防災マニュアル多言語版の全面改訂日本語版と8年半の開き現行第2版の24ページ分
A3避難場所6分類の違い災害種別で開設場所が違う気象庁対訳辞書の災害種別語
A4緊急速報メールの読み方カード端末には日本語で届く気象庁対訳辞書の一部
A5WEB版ハザードマップの操作導線言語切替そのものが無いなし
B1防災メールの登録手順配信は12言語だが入口が日本語既存の案内PDF
B2119番・110番の通報の言い方画像PDFで読み上げが効かない現行PDFの3言語の文面

調べきれなかったこと

同梱ファイル