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TASK 039

独居高齢者に必要な備えガイド

一人暮らしの高齢者に「何を、どこまで備えておけばよいか」は、住居・食糧・医療・福祉・安否確認・相談先と項目が多く、 本人にも家族にも把握しづらいものです。首相官邸・岡山県・岡山市の公開資料をもとに、 今日から始められる備えを6分野に整理しました。

出典
首相官邸、岡山県防災ガイドブック「ももたろうの防災」、岡山県・岡山市の福祉制度ページ(一覧は末尾)
取得日
2026-09-06
公開日
2026-09-06
件数
確認した公開資料 12件(首相官邸1件、岡山県6件、岡山市5件)
このガイドは制度の対象・緊急度を判定するものではありません。 対象条件・費用・提出先は制度ごとに異なり、変わることもあります。実際に利用する前に、記載の窓口または出典元の最新情報を必ず確認してください。 また、岡山市の制度を中心に確認したものです。岡山市以外にお住まいの場合は、制度名・対象・費用が異なることがあります。

使い方

「住居」「食糧」「医療」「福祉」「安否確認」「相談先」の順に読み進めると、備えの全体像がつかめます。 すでに何か1つでも備えている場合は、その項目を飛ばして構いません。表の右端または本文中のリンクから出典元を直接確認できます。

住居の備え

家具の転倒防止と住宅の耐震化が基本項目です。車いすでも通れる避難路の確保や、 放置自転車などの障害物の点検も、要配慮者向けの記載として挙げられています。

出典:岡山県防災ガイドブック「ももたろうの防災」(本編)同(要配慮者の防災)(2026-09-06確認)

食糧の備え

飲料水は1人1日3リットルを目安に最低3日分、食料も最低3日分、大規模災害に備えるなら1週間分の備蓄が推奨されています。 首相官邸は「特別なものを用意するのではなく、普段の生活の中で利用されている食品等を備える」ことを勧めています。岡山県の資料では、これを「ローリングストック」と呼んでいます。

区分目的目安日数主な品目
非常持出品避難所で2〜3日過ごすため、最初に持ち出すもの2〜3日分非常食、飲料水、お薬手帳・診察券、印鑑、現金、常備薬など
非常備蓄品自宅で過ごすためのもの(ライフライン停止・支援物資の遅延を想定)7日分水(1人1日3L×家族人数分)、レトルト・缶詰、カセットコンロ、簡易トイレなど

自炊が難しい場合、岡山市には配食サービスがあります。このうちひまわり給食・まごころ給食は安否の確認も目的に挙げられています(ふれあい給食は孤独感の解消が目的です)。

サービス名対象内容・利用料問い合わせ
ふれあい給食サービス65歳以上の在宅ひとり暮らし高齢者等公民館等での会食・配食。年3〜12回、地区により異なる岡山市社会福祉協議会 086-225-4051
ひまわり給食サービス65歳以上の虚弱な高齢者等(自炊困難、対面調査あり)平日昼食1食。400円(石井・福島)/410円(建部)岡山市社会福祉協議会 086-225-4051
まごころ給食サービスひまわり対象外地区の同条件の方(対面調査あり)民間業者が平日昼食1食を配達。400円岡山市高齢者福祉課 086-803-1230

出典:首相官邸「災害が起きる前にできること」岡山県防災ガイドブック(非常備蓄品)岡山市「給食・配食サービス」(いずれも2026-09-06確認)

医療の備え

要配慮者向けの非常持出品チェックリストとして、お薬手帳、健康保険証、介護保険被保険者証、障害者手帳(お持ちの方)に加え、 毎日服用するくすりは3日分・できれば1週間分、人工呼吸器や酸素療法など使用中の医療機器の準備が挙げられています。 また、かかりつけ医との連絡方法や災害時の対応を事前に確認しておくことも推奨されています。 持ち出し品の詳細な一覧は付随データ(CSV)をご覧ください。

出典:岡山県防災ガイドブック「ももたろうの防災(要配慮者の防災)」(6ページ、2026-09-06確認)

福祉サービスの備え

岡山市には、一人暮らし高齢者向けの緊急通報システムがあります。対象は、自宅に電話があり市内居住の近隣協力員3名が得られる方で、 65歳以上のひとり暮らしの方などが該当します。費用は生計中心者の課税状況に応じた自己負担(生計中心者が非課税の世帯は無料)で、通話料は自己負担です。利用には申請が必要で、申請書は岡山市のページにあります。

また、岡山県では避難支援者・かかりつけ医・使用薬などを記入する「個別避難計画作成ノート」(岡山県危機管理課)、 障害のある方やその家族向けの「災害時サポートブック~私の避難プラン~」(岡山県障害福祉課)が用意されており、 年1回の見直しが推奨されています。岡山県の資料では「高齢者等避難」の段階で、避難に時間を要する人とその支援者は避難を開始するとされ、 指定避難所での生活が困難な場合は市町村が開設する福祉避難所への移送対象になり得ます。

出典:岡山市「緊急通報システムの貸与・給付」岡山県「災害時サポートブック様式」岡山県防災ガイドブック(要配慮者の防災)(いずれも2026-09-06確認)

安否確認の備え

緊急通報システムと配食サービスに加え、岡山市には「高齢者・子どもの見守りネットワーク事業」があります。 新聞や郵便物がたまっている、電気やテレビが長期間つきっぱなしになっているといった異変に、 郵便局・宅配便・電力ガス会社・新聞販売店など日常業務で家庭を訪れる協力事業者が気づいた場合に市へ連絡する仕組みです。 また、災害時の連絡手段としてNTT災害用伝言ダイヤル「171」の使い方を事前に確認しておくことも挙げられています。

出典:岡山市「高齢者・子どもの見守りネットワーク事業」(2026-09-06確認)

相談先一覧

相談先内容連絡先
地域包括支援センター介護・福祉・健康・医療などの相談。本人・家族・地域住民が無料で利用可能岡山県内の一覧(PDF)
岡山市内の地域包括支援センター市内16か所(4区、中学校区単位の窓口あり)。平日8:30〜17:00岡山市の案内ページ
岡山市高齢者福祉課緊急通報システム・配食サービス等の相談086-803-1230
岡山市高齢者福祉課・障害福祉課・各福祉事務所緊急通報システム機器の設置・故障の問い合わせ(岡山市の案内による)高齢者福祉課 086-803-1230
岡山県危機管理課個別避難計画作成の相談086-226-7562

分かったこと

調べきれなかったこと